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2010年12月 4日 (土)

撮影日記その24: 続「Los heroes del norte」編

 さて、今日は何を書こうか。

 街の飾りつけ、イルミネーションが日々数を増し、クリスマスの訪れを予感させるメキシコ・シティー、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
TakaBrownです。

 モデルのオーディションをコーディネートする傍ら行ってきたのが、先日もお届けした「Los heroes del norte」(北のヒーロー達)の続きの撮影。

 前回までの模様→ http://takabrown.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/los-heroes-del-.html

 前回までのお話では、一攫千金を夢見るメキシコ北部出身のいなかもん達が主演する映画を監督する日本人(私)登場、というところまで。

 そこまでで第十二話は終了し、今回呼ばれたのは第十四話、既に映画の撮影を終了し、出来上がった映画を彼らのマネージャーとメンバー全員で試写するシーン。

 伝統的な日本映画って、ハリウッド映画と違い起伏に乏しく、まったりとして長過ぎるって印象が未だに根強いんでしょうか。
その日本人監督の撮った映画にもみんな文句たらたら。

 「つまんない!」、「長すぎる!」、「自分達の登場シーンが少なすぎる!」、「これから編集し直して、俺達の音楽も入れろ!」 
・・・てな感じで不満続出。

 「そんなこと言ったって、もうカンヌ映画祭にも招待されてるし・・・」と、みんなの怒りを静めようとするも聞き耳持たず。

 「もういい!お前らなんかと仕事しない!DVDもくれてやる、勝手にしろ!!」と、彼らと決別しその場を立ち去るまでが今回のお話。

 メキシコでよく使われる言葉の一つに“ナコ”(Naco)という名詞があります。
なかなか日本語に訳すのが困難で、シチュエーションによって意味合いも異なってくる単語なんですが、この場合は「ダサい人」、「センスのない人」、「教養のない人」、もしくは単純に「いなかもん」そんな感じでしょうか。
まぁ、あまりいい意味で使われることのない、人を罵倒するような言葉です。

 一言で言えばこの主人公達、“ナコ”なんです。
でも、「憎みきれないろくでなし」ならぬ「憎みきれないナコ」。
メキシコでは愛されてやまない、カッコつければつけるほどダサい、そういった愛嬌のあるキャラクターを前面に押し出したこの番組。

 メキシコもやっと「Mexico」、「Mexico人」が世界からどう見られてるか、何を求められているかを自覚して受け入れ、それをギャグに昇華できるまで成長してきたってことかな。

 日本でもすっかりお馴染みになった、ガエル・ガルシア&ディエゴ・ルナ競演の映画「ルドandクルシ」をご覧になった方はお分かりでしょう。
あの二人が演じたダメ兄弟そのものの世界です。

 日本で言ったら「伊奈かっぺい」、コント・ラッキー7時代の「ポール牧」・・・

 古すぎますか?

 今で言ったら誰だ?「世界のナベアツ」か?

 この番組、メキシコ在住の方々には是非一度見ていただきたいもんです。
私の出番ももう少しありそうです。

 BandaMaxチャンネルにて絶賛放映中、乞うご期待!

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 さて、次の撮影はどうなることやら。

 22日の撮影、午後3時集合、午後7時終了。
 1日の撮影、午後2時半集合、午後6時半終了。

 ご苦労さん、自分。

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