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2010年8月

2010年8月 4日 (水)

撮影日記その20: 「Axe CM」編

Axemonitorsmall  

 さて、今日は何を書こうか。

 相変わらず雨が降り続くメキシコ・シティー。
ここ数年は世界的な異常気象の影響でしょうか。
朝から晩まで雨、という雨季が多かったように思いますが、今年は本来のスコール型の夕方突然降って、突然やむ気象が繰り返されています。

 肌寒い日々に嫌気がさし、そろそろまた海が俺を呼んでる気がする今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか、TakaBrownです。

 7月18日は「Axe」のコマーシャル撮影に参加してきました。

 この商品、最近は日本にも上陸しコマーシャル展開もされているのでご覧になったことある方も多いんじゃないでしょうか。

 男性用スプレータイプのフレグランス、コロンがメイン商品で、TVコマーシャルではAxeスプレーを使った男子が、その色っぽい色香に惑わされてメロメロになった綺麗なおねいさんたちに追い掛けまわされるCMシリーズを世界各国バージョンで制作しています。

 そうです、あなたが今手にしている、女子にモテたくてつい買ってしまった、その商品です。

 コマーシャル撮影は日曜日もお構いなし。
この日も集合場所へ向かうため、朝6時半に家を出たときにはまだ外は真っ暗。
集合場所から数台の大型のバンに分乗して一同はロケ地に向かい、メキシコ・シティーから約2時間ほどの高級別荘地区、クエルナバカへと移動。

 このロケ地がまたものすごいところで、個人の邸宅だという話ですが自宅の敷地内に自然の川が流れてる。
川に架かる橋を渡って家から家への移動は、これぞ「ザ・別荘」って感じのお宅でした。

 メキシコの金持ちって日本の小金持ちとは比べ物にならんよね・・・

 つくづく実感したよ。

 国が貧乏だろうが、後進国だろうがいるとこにはいるんだよね。
こういう仕事してると、ロケ地として個人のお宅を使わせてもらう事はよくあります。

 過去には自宅のアパートにプール、ベランダとか外の敷地じゃないですよ。
完全屋内にプール、なんてお家もありました。

 外を歩けば地べたに座り込んで物乞いをする人、信号待ちの車のフロントガラスを無理やり拭いて小銭をたかる人、何年経ってもそんな人達が絶えない国で、どんな奴らが何をすればこんな家に住めるんだろうといつも不思議に思います。

 そういえば現在の世界億万長者番付No.1もメキシコ人。
あのビル・ゲイツを抜いての1位ですよ。
ビル・ゲイツよりも金持ちってどんだけ金持ちなんでしょう。

 こんなお家を訪問させて頂く度に「いつかは俺も・・・」なんて、心の支えと夢を頂いて帰ります。
しかし、いつの事になるやら・・・
死ぬ前になれるのか、ビル・ゲイツよりも金持ちに。

 このシリーズの撮影、毎回大掛かりで金もかかっています。
今回も全六日の撮影日程。
1日1バージョンを制作し、全6バージョンが揃って初めてストーリーの全貌が明らかになるという仕組み。
私が参加させていただいたのはその内の2日目のバージョンだけなので、はっきり言って話の流れはよく分かっていません。

 「まんが日本昔話」に出てくる”桃太郎”のような衣装でアメリカ人の青年を女の色気に惑わされないような精神の強い男に鍛えるための指導者。

 今回の役どころは一言で言うとこんな感じ。

 オーディションの時から日本語、スペイン語、英語でセリフありのオーディションだったんですね。
でも、その時も「あなたの役はセリフ無し。」って言われて、1時間以上あった待ち時間、何も知らされずに、いざ私の番になって監督の前に立たされたら「じゃあ、セリフまず日本語から」って言われて全部アドリブ。

 本番前日にも電話で「セリフがあるんなら今日中に知らせてね。」って言っておいたのに何も知らされず、案の定現場で台本渡され英語でのセリフを待ち時間に覚えなきゃならないはめに。

 けっこう長めのセリフで普段の生活で英語も使ってないもんだから、そりゃ大変ですよ。

 しかも、タイミング見計らって女性の裸体に気を取られたアメリカ人青年の背中を鞭打たなきゃなんないシーンで、久しぶりにちょっと緊張しましたね。

 もう、ほんとにね、少しは出演者のことも考えてよ。

 集合場所、時間を知らせてくるのが前日、ギリギリなのは諦めてます。

 ただ、セリフだけは前もって知らせてくれるようにしてくれ。頼む。

Axetakasombrero

       実は2度目のAxe出演。以前のバージョンはこちら↑

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 さて、次の撮影はどうなることやら。

 18日の撮影、午前7時集合、午後7時終了。

 ご苦労さん、自分。

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2010年8月31日 (火)

チワワ国際映画祭

Sin_memoria_entrevista  

 

 さて、今日は何を書こうか。

 8月の下旬、行ってきました、チワワ国際映画祭(Festival Internacional De Cine De La Ciudad De Chihuahua)。

 去年から始まり今年が第2回となるこの映画祭。
まだまだグアダラハラやモレリアには規模は及ばないものの、素敵な映画祭でした。

 メキシコシティーでは今年の春に公開された「Rock Mari」、そして2年前に撮影した「Sin Memoria」が出展作品に選ばれ、その2作品に携わった出演者として招待され参加させて頂きました。

 8月19~22日に開催されたこの映画祭で、「Sin Memoria」がオープニング上映となった為、初日、ホテルに着いて、朝食をとった後すぐに記者会見。
これは私も初体験で、50人程の各メディアの記者達を前に出演者がそれぞれ自己紹介、自分の役、ストーリーなどの説明をしていくわけです。

 記者会見を無事に終え、昼食を取った後はオープニング・セレモニー会場に場所を移動。
そこで、レッド・カーペットを初体験。
大勢の観客や記者達が通路を取り囲む中、恥ずかしながら赤絨毯の花道を歩いてきましたよ。
会場入り口では生オーケストラが歴代・アカデミー賞受賞作のテーマを奏で、花を添えてくれました。
オープニング・セレモニーが終わった後はそのまま「Sin Memoria」の上映へ。

 映画上映が終わって、出演者一同が舞台に上がっての挨拶&質疑応答のコーナー。

 この時点ですでに時刻は夜11時を回っています。

 でもホテルに帰ってからは、チワワ州・州長、フェスティバル実行委員長、その他諸々のお偉いさんを交えてのオープニング・パーティー。
生バンド、一般客入り混じってのパーティーは朝方まで続いていたようです・・・。

 2日目は比較的自由時間も多く色々な他の出展作を見る時間もありました。
中には「これは一般上映は無理なんじゃ・・・」と、思うような映画もあったりして。
それはそれで、そういう映画が見れただけでも貴重でしたけど。

 3日目、これも初で、個人的にはとても嬉しかったこと。

 過去2作品で競演しているにもかかわらず、作品内の同じシーンでのからみが無いために一度もお会いすることが出来ずにいたアルセリア・ラミレス(Arcelia Ramirez)さんと初めてお会いできたこと。

 彼女も「Rock Mari」の上映にあわせて招待されていて、映画館での上映にご一緒できました。上映後の会見に私は出る予定は無かったんだけど、手を引っ張って連れて行ってくれました。もっと高飛車な人かと思ってたけど、いい人でした。ほんとに。

 日本でも沖縄国際映画祭をはじめ、各地で町おこしを含めて、映画祭が年々盛んになっていると聞きますが、メキシコ各地でも毎年開催されてる国際映画祭。
皆さんも一度参加してみると、その雰囲気を堪能できると思います。
思わぬ有名人が招待されていることも多々あるので、憧れのスターとの予期せぬご対面のチャンスもあるかもしれませんよ。

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 さて、次の映画祭はどうなることやら。

 チワワ国際映画祭の開催、8月19日から22日まで。

 ご苦労さん、自分。

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