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2009年7月 2日 (木)

撮影日記その1: 「UNAMのCM」編 

Unam_kabuki さて今日は何を書こうか。
 
 6月25日木曜日。
 
 今日はUNAM(メキシコ国立自治大学)のコマーシャル撮影に行ってきました。
インターネットを使った通信教育を始めるようで、その宣伝の為にテレビコマーシャルを制作したいと。
色んな学科のコースをいろんな国で受講する人の内の一人に選ばれたわけですが、なぜ日本人が必要かと言えば、日本の歌舞伎役者が西洋の演技も学ぶために日本でUNAMの演技コースを受講するシーンを取りたいと。
 
 バカなこと考えるでしょ。
 
 映画やテレビ番組の場合は台本読みや練習、リハーサルの時間があるんですが、なぜかメキシコのコマーシャル撮影にはそれがない。
撮影内容を出演者に全く知らせない。
「当日監督から説明があるから大丈夫、心配要らないよ」って。
 
 大丈夫じゃないよ。
 
 前もって大まかな流れだけでも知らせておけばあんなにダラダラ撮影が長引くこともないのに、どうして効率のいい仕事の仕方とか考えないのかね。
 
 なので出演者はいつも当日ぶっつけ本番のアドリブになるわけです。
 
 それも「演技力のうち」と言われればそれまでですが、コマーシャルの出演者なんかにはモデルもいればシロートもいるわけで、必ずしもみんながみんな演技力のある経験を積んだ俳優ではないわけです。
そんな人達にも当日どんなことをしなきゃいけないか全く知らせてないので、現場はいつもダラダラ、そしてイライラしながら忍耐力が物を言う、そんな時間が続くわけです。
 
 この日の現場でも私が実際に自分の顔に歌舞伎(らしき)メイクをしながら、その役は何の役で、どういうキャラクターで、どんな物語なのか説明しろと。
 
 カメラが回ってる前で。
 練習もなしで。
 しかも英語で。
 
 できるかぼけっ!!!!!
 
 てなツッコミを入れることなんか出来るはずもなく、「シー、セニョール」とか言ってやってのける私はやっぱりすごいのかな?
 
 誰か褒めてください。
 
 だってそんなの出来て当たり前だろぐらいのつもりでいるんだもん。
日本人みんな歌舞伎やってるとか本気で思ってんじゃねーだろーなと、メキシコ人の頭、真剣にこの時は疑いました。
 
 さて次の撮影はどうなることやら。
 本日の撮影午前8時半集合、午後7時終了。
 ご苦労さん、自分。

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